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とにかくペースが速かった。前半1000Mは57.5と馬場を考えれば暴走ペースだっただろう。10R後に雨足が強くなり、このレースの時間までに馬場が更に悪化していたと思われる。差しなら外がベターだが、内が全く駄目だったいう訳ではない。

ハイペースにも関わらず、掛かってしまったのがカワカミプリンセスとウオッカ。カワカミの場合は追いきりの内容がハードすぎたのもテンションに影響したか。デキは良くなっていたが、結果的にはデキが良すぎて掛かったという皮肉な感じだ。ウオッカは前走で折り合いがついただけに、ペースの速い今回も問題が無さそうなものだが、脆さがここで出てしまった。タフなコンディションの競馬では、掛かってしまってはガス欠してしまう。

メイショウサムソンは大外枠ということもあり、強力な先行馬らを見ながらの競馬となった。当然、石橋守騎手は目標にされる立場であるということが頭の中に入っていただろう。だが、かといって瞬発力勝負に持ち込んでしまってはいけない。早過ぎない程度に遅すぎない程度に出て行く絶妙さが求められる。いずれにせよ遅かれ早かれレースを動かすのメイショウサムソン。

メイショウサムソンがレースを動かすということは他の馬にとっても当然重要だ。このレースのベストポジションはメイショウサムソンの後ろという可能性が高い。メイショウサムソンが出切ったところを差し切る。それがベストの競馬になる。そこに誰がいるのか。そこにはアドマイヤムーンがいた。

岩田は完全にメイショウサムソンをマークしていた。多分、私と同じ考えだったのだろう。内枠だったが、外を意識しながらジワジワと位置を下げて、メイショウの後ろにはまった。

その最高のポジションにいるアドマイヤムーンをマークしていたのが武豊騎手とポップロック。以前お手馬だったアドマイヤムーンを見ながらの競馬となった。この位置から何かするのかどうか。

まず最初に出切ったのはカワカミプリンセス。前の馬がバテてしまい、先頭に立ってしまった。そのカワカミプリンセスを見て動いたのは大外にいたメイショウサムソン。動いていったトウショウナイトに飛びついた天皇賞を連想させるレース運びになった。

そうなるとメイショウに来られたカワカミも行けるところまで行くしかない。相当きつい展開となったカワカミプリンセスだったが、これで大きく止まらなかったのは実力の証だろう。負けはしたが0.8秒差の6着は「立派」と言っていい。

そのカワカミの頑張りを上手く利用したいメイショウサムソンだったが、直線入り口で外からアドマイヤムーンが迫ってきた。今さら引くことはできない。こうなると愛馬の力を信じて更に出て行くしかない。ここからは馬と馬との勝負だ。

ハイペース、重い馬場といえばメイショウサムソンの底無しの持久力の出番である。マークされる辛い立場ながら、簡単には先頭を譲らない。さすがG?3勝馬。見た目だけの貫禄ではない本物の貫禄をこのレースでは感じた。負けはしたが強かった。
石橋守騎手の騎乗も完璧と言って良いものだった。これ以上はないレース運びであり、ジャパンカップと有馬記念を除けば人馬一体のレースで魅せてくれる。凱旋門賞でも背中には石橋守騎手をほとんどの人が熱望していると、あえて言い切りたい。

勝ったアドマイヤムーンは今までにも重い馬場に実績があったようにタフなコンディションでもへこたれない。瞬発力だけの馬ではなく、スタミナも兼ね備えているところを再認識させ、これも強かった。
だが、今回は岩田騎手の計算された騎乗ぶりだろう。岩田騎手といえば「追える」というのはあるが、このようなレースはG?ではあまり見られなかっただけに新鮮だった。あとは一本被りになった時でも動じない精神力があれば誰もが認めるリーディングジョッキーなのだが、それはちょっと厳しいかな(笑)
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